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ようこそ美田園歯科へ!

宮城県名取市下増田美田園地区にある
「美田園歯科」(みたぞのしか)です。
診療時間 月・金9時〜19時、火・木10時〜20時、土9時〜13時
電話022(343)8721診療予約受付中!HPはhttp://www.mitazonoshika.com
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味覚と唾液
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    JUGEMテーマ:歯の健康

    こんばんは、名取市下増田、美田園地区にある歯医者 美田園歯科院長の松永です。

    4月に入り一気に春が訪れたように思います。
    先週は桜も見ごろでした。

    今日は講習会で一日缶詰状態でした。
    座りっぱなしでさすがに最後のほうは体があちこち痛くなってきました。

    その中で一つ興味深いテーマがあったので
    忘れないうちに書いてしまって記録しておこうと思います。

    食べ物の「味」についての話です。

    味は舌で感じるものですが、その味がわからなくなる「味覚異常」
    という病があります。

    あまい、しょっぱい、すっぱい、にがい、の基本四味(甘味、塩味、酸味、苦味)
    のほかに近年では「うま味」も舌が感じていることがわかり
    基本五味となっています。
    「ダシ」文化ともいえる日本食では1900年前半にすでに
    昆布だしに成分であるグルタミン酸を発見しているのですが
    それが味成分として世界に認められたのは2000年に入ってからだそうです。

    ですので近年は
    味覚検査としてそれまで4種類だったものに「うま味」も含まれ
    5種類で検査することがあり、うま味がわからないということは
    「味はわかるがおいしくない」という状態を生むようになります。
    食事がおいしくないということは、食欲の減退につながり、体重減少などという全身状態にも影響を及ぼします。

    最初に味は舌で感じると書きましたが実際には
    舌先、舌の付け根で感じる成分は違いますし
    (舌先では苦味、つまり苦味=人体に有害なものとして口の入り口で感じやすくなっているようです。
    逆に、舌の付け根ではうま味を感じやすい)
    上あごの奥のほう(軟口蓋)やのど(咽頭、喉頭)でも味を感じるそうです。
    いわゆるビールを飲んだ時のど越しも味として感じているということです。

    また、味というものは舌が味成分に反応し、神経を通じて脳に刺激が伝わり最終的に脳が
    味を感じています。考えてみれば当たり前の話です。
    しかし舌から脳に伝わるまでに色々な情報が付け加えられるというのです。
    たとえば内臓感覚(胃もたれや胸焼けなどの内臓症状があればおいしく感じられない)
    気分、感情、記憶(その時の精神状態、雰囲気でおいしくなったりそうでもなかったり、
    あるいは、いわゆる「おふくろの味」といったような特別な思い入れのある味はその人にとっては
    格別においしいと感じたり)
    料理のいろどりやにおい、つまり目や鼻からの情報(風邪をひいて鼻が詰まると急に食べ物の味がわからなくなったり、
    バラエティー番組でみたことがありますが目と鼻をふさいで食べて料理を当てるというのはまさにこれにあたります)
    などが加味されて味覚は形成されるそうです。
    味の評価に関して個人差が大きいのはそのためで、実に興味深い話だと思いました。


    また、唾液分泌の少ない人は味覚異常を起こすことがあります。
    唾液分泌を促すことで味覚を回復させることができる場合がある一方、
    レモンや梅干しなどすっぱいものを想像するだけで唾液が出てくるように
    味と唾液は密接に関係があります。

    唾液分泌を促進させる方法に一般的には

    ガムをかむなどの咀嚼
    唾液腺マッサージ
    歯ブラシでのブラッシング(歯磨き時にもたくさん唾液でますよね。この場合は口腔清掃ではなく口腔内刺激として使います)
    酸味の強いものを摂取する

    などがありますが
    うま味成分を口に含むことで酸味の時よりも長い時間唾液が分泌されるというデータもあるそうです。
    (酸味は最初に唾液がたくさん出るのですがすぐに平常に戻ります)
    うま味はいわゆる「あと味」として長く感覚が残るからかもしれません。

    講師の先生は口に含みやすいうま味成分の代表として「昆布茶」を挙げていました。
    昆布茶を口に含むことで唾液分泌を促進できるという話のようです。

    今回の講習のメインテーマとは少し外れた話題だったのですが
    印象に残った話でした。

    それでは。
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